多くの家電製品を同時に使用すると、その機器の数だけ電気ケーブルが床に散乱することになります。そのままの状態にしておくと、足を引っ掛けて転倒する恐れがあり早急に適切な対処をするのが望ましいです。この対処として役立つものが配線ダクトで、昨今では会社や学校以外の場所でも多く目にすることができます。特に医療機関では現在ではあらゆる医療機器がデジタル化をなされており、数多くの電源ケーブルをコンセントに接続されていることでしょう。
医療機関向けの配線ダクトというものも存在しており、国内の大手電機メーカーが販売しています。この配線ダクトは通称「アップフロント」と呼ばれていて、医療施設向けの専用ダクトになっているものです。アップフロント式とは天井部分にレールを設け、その内部に電気配線とコンセントを組み込ませているのが特徴です。レールがある場所なら自由自在の移動させることができ、たとえば病棟であればコンセントを別途用意することなく機器を移動させられます。
医療施設向けのアップフロント式配線ダクトは、今では大病院だけでなく個人クリニックでも目に出来るものです。点滴の輸液ポンプ・心電図・酸素吸入器などあらゆる機器を接続でき、効率よく電源供給をなされています。新たに設置工事をおこなう際は電気工事専門会社に依頼をおこない、どの箇所にレールを敷設するのかを相談すれば工事をなされます。予算は敷地内と比例するため、最初は見積もりを提示してもらいましょう。
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