複数のケーブルを結束させるのに便利なのが結束バンドです。この結束バンドはとても安価に購入することができ強度もかなり強いので、ケーブルを束ねるのにとても役立ちます。しかし無理な使い方をすると、伸びてしまったり破断してしまう可能性があるので、注意して使わなければいけません。特に業務などで利用する場合は、きちんとリスクを把握して使用することが大事になってくるでしょう。

結束バンドを使う際にまず注意したいのが結束バンドの頑丈さですが、これにはループ引張強度と単純引張強度があります。ループ引張強度というのは、バンドを丸めているときの強度のことで、単純引張強度というのは、丸めていない状態で両端から引っ張って測定した強度のことを示しています。結束バンドを締め付ける場合は、単純強度を参考にするといいかもしれません。ループ強度を参考にしてしまうと締め付け過ぎてしまう可能性があり、そうなると破断につながるリスクが増大します。

ケーブルを束ねている結束バンドが破断するリスク要因としては、実は締め付け過ぎ以外の意外な理由も存在します。それは凍結防止剤に他なりません。この凍結防止剤には、結束バンドの素材であるナイロンを塩害によって劣化させてしまうという性質があります。一見頑丈に見える結束バンドですが、凍結防止剤という意外な天敵が存在しているのです。

冬場に凍結防止剤が多量に散布される雪国などで屋外でバンドを使う場合は注意しましょう。凍結防止剤ケーブルのことならこちら

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