結束バンドは、一度締めると外れないという特性から幅広い現場で活用されているものです。本来は電線の敷設時に使用されていた電気工事用の材料でしたが、今では農園の支柱を固定したり看板の取り付けにも活用されています。柔軟性があるポリ塩化ビニール製で、バンドの裏面に凹凸がありこれが噛み合うことで外れないようになっています。昨今では各現場に見合った結束バンドが製造販売されており、その中のひとつにインシュロックタイプというものがあります。

インシュロックタイプが販売されたのは1994年で、日本にメーカーが開発をなされました。これまでの結束バンドとは異なり、バンドのロック箇所に2つのボルトを備えたことでより耐久性を高めているのが特徴です。従来の製品はポリ塩化ビニール製でしたが、インシュロックタイプはステンレス製で劣化し難いという側面もあります。インシュロックタイプの結束バンドが活用されている現場は、メガソーラー発電所・建設現場です。

メガソーラー発電所では土台とソーラーパネルの固定にバンドを使用しており、強風等でパネルが飛ばされないようにするために耐久性に長けた製品を採用されました。建設現場では主に足場の取り付けに使用されており、インシュロックタイプのバンドなら1本で約60kgの重量を支えることも可能です。結束バンドの特性である一度締めたら外れないという利点をそのまま採用しており、さらに耐久性に長けているという付加価値を備えた製品です。結束バンドのタイプのことならこちら

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *