自家発電が可能になるソーラーパネル、これは太陽エネルギーを電気エネルギーに変換するための装置で、太陽光発電の要になる装置です。ソーラーパネルの効率にもよりますが、一戸建て住宅の場合は10枚前後のソーラーパネルを屋根の上に設置して太陽光発電で得た電力を家庭内で使ったり、余剰電力を電力会社に売却することができます。パネルからはプラスとマイナスの2つの極性を持つケーブルが引き回されている、これを屋根に上に取り付ける際に結束バンドで屋根と固定してあります。また、ケーブル同士を結束バンドで束ねておけば強風が吹いたときに、風の力でケーブルが動くなどのリスクをゼロに導けます。
新築時に太陽光発電システムを導入している場合、ソーラーパネル近くに穴をあけてそこからケーブルを引き回すことはできますが、既に存在する住宅にソーラーパネルを設置する際には屋根に穴をあける、そこからカーブルを屋内に引き回す必要があるため結束バンドの本数も多く必要です。夏時期ともなると屋根の上は80度や90度の高温に達するため、結束バンドやケーブルは耐熱性および対候性の高いものが必要になって来ます。屋内で使うような結束バンドを使っている場合、熱や紫外線などの影響で変形してしまうこともありますし、劣化速度が速まるためいつの間にか切れてしまうことも少なくありません。基本的には専門業者が選んだパーツを使うことになりますが、打ち合わせの際に劣化のことなどについても説明を受けておくと安心です。